ITシステムを外部の開発ベンダ等に委託して構築する際のプロジェクトマネジメントについて、発注者側/受注者側の両方の視点から、情報発信していきます。

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システム開発を委託するベンダーの選定は、発注者側にとって大きな選択です。
どのベンダーを選ぶかでプロジェクトの進み方に大きく影響が出てきます。

そのため、ベンダーの選定の際には、単に価格や提案する機能で選ぶだけでなく、ベンダーの実績やプロジェクト管理手法などさまざまな観点から評価し選定していくわけです。

私もプロポーザルの準備で「提案依頼書作成」「採点表作成」「提案書評価」「各社の提案ヒアリング」といったことを経験しましたが、かなり苦悩しました。(特に自治体の場合、採点結果が客観的に説明がつく評価を求められるため、点数のつけ方は難しかったです。)

その時の結果が良かったのか悪かったのかは分かりませんが、今考えてみても100ページほどの提案書と1時間程のプレゼンテーションで正しい判断ができるのかどうかは難しいのではないかと思います。

そこでベンダー選定に関して、提案があります。

それは、「ベンダーに委託する予定の作業の一部を実際に各ベンダーに発注して、各社の成果を確認する」ということです。
同じ作業を各ベンダーに発注することになるので、最終的に決定するベンダー以外の成果は無駄になり、それだけの費用が膨らむことになりますが、ITシステムの構築はとても大きな買い物であり、大きな費用を無駄にしてしまうリスクの回避として考えれば検討に値する方法ではないかと考えています。

小規模なシステムでは適用は難しいかもしれませんが、実際に検討いただき適用してもらえるプロジェクトが出てくれば嬉しいです。

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